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赤い記憶
少し早いですがもうすぐ3月です。
表紙画ですが私としたことが、、2月3月とピンク色が続いてしまいました(^_^;)一応似かよった色が連続しないように心がけてはいるのですが、、、、。



タイトル「赤の記憶」
イラスト・文/龍神悦子  (Click!) 

茶席で赤い野点(のだて)傘や毛氈(もうせん)を見ると、
こどもの頃に雛壇(ひなだん)の後ろに入るのが好きで、
よく入っていたことを思い出す。

昼間、そこにいると赤い光が透き通って見えた。

ある日、いつものように雛壇の後ろに入ったら
金具で親指の付け根を切ってしまい
赤い血が出た。
母に叱られ、それからは入らなくなった。

赤い色彩は鮮明に覚えているのに、
雛壇が5段だったか7段だったかは
どうしても思い出せない。